平成という一つの時代に区切りをつけて
一つの人生に、一生に終わりを迎えた方もいました。
皆さま。
おはこんばんにちは。
らせん。a.k.a 上里です。
さーて、2018年
思い残すこと無いですか?
あっという間とは言いますが
振り返れば、あれもこれも浮かんできて
非常に濃厚な一年だったなと感じます。
今年は本当に災害も多く沢山の人の涙も流れました。
さあ来年は2019年。
どんな一年になりますかね。
明日に、未来に希望を込めて
最近書き下ろした歌詞を載せます。
発表は近々。
それでは、今年も一年大変お世話になりました。
らせん。a.k.a 上里洋志
from Half-Life
また来年。
「エメラルド」
隣で俯く君
高速バスに揺られ
見知らぬ街へ
何処までも続く道
僕らを乗せて
空にはうすら雲
僕らには時間がない
いつの間に いつの間にか
眼に映る風景
住宅街や工場や貨物船
いつしか馴染んでしまった
街に溶け込んでた
不意に君が言った
死ぬのは怖いね 死にたくないね
何も言うことなんてないよ
ただ向き合って笑った
鉄塔にぶら下がった
日々に似た放物線
傾斜かかった生活を
正してよ延長戦
君を染めたオレンジを
瞼閉じたブラックを
これからの未来はエメラルド
行かないで君の大事な人
唇に淡いルージュを
ベッドシーツのホワイトを
この世界の終わりは何色
泣かないで僕の大事な人
足掻いても来る結末を
ただ待つ毎日
こんな平凡な時間さえ
無理に擦りつけてく
交わす一言一句を
間違えないように
僕らには時間がない
いつの間に いつの間にか
君が過ごした街の
思い出をたどって
ふと吐き出したため息を
代わりに飲み込んだ
僕は一先ずウチに帰るから
どうかまた戻ってくるまで
行かないで
いかないで
大好きだった犬の
写真に手を伸ばして
優しく微笑んで
いつまでも いつまでも
部屋を染めたオレンジを
包まれる夜のブラックを
これからの未来の話をしよう
もう少しだけ 後少しだけ
唇に君の体温を
ベッドシーツに君の温もりを
出来るだけの全てを注いでいこう
枯れないように 果てないように
君を染めたオレンジを
瞼閉じるブラックを
これからの未来はエメラルド
これからの未来はエメラルド
行かないで泣かないで
君の 僕の 大事な人