朝焼けの空に飛んだ
手を伸ばしたんだ
俺たちは幸か不幸か
何も怖くなかった
息切れしそうな時は
手を取り合ってた
何気ない日々への反抗
くだらない話はずっと
誰かのせいにしたんだ
こんな毎日じゃ
理想に追いつけないや
爪を噛んでいた
それでもいいやと
何も間違ってないと
無理くり飲み込んだんだ
喉につっかえてら
ガラクタにした夢を
吐き捨てられた言葉を
知らないフリをしていた
忘れたフリをしていた
何処へ向かってゆくんだ
こんな時代よ 俺に光を
手を差し伸べてくれないか
こんな時代よ 離しはしないよもう
微笑んでくれないか
今ならもっと 今ならきっと
深い夜の海に消えた
灯火を忘れた
俺たちは善も悪も
共に生きたんだ
少しずつ溶け出してゆく
少しずつ塗り替えてゆく
誰かの優しさも
己の優しさも
形の無い恐れも
いつか触れた愛情も
混在する生活を
愛おしいと思った