PLEASE TAKE ME HOME part.01

少し実家に帰省していました。
約2年ぶりの宮古島。
バンドで飯を食うんだと飛び出して、14年の月日がたちました。





皆さん、おはこんばんにちは。
上里です。
早くも6月、このコラムが始まって
半年以上たちました。

皆さん、大丈夫ですか?
飽きて無いですか?

僕、楽しませれてますか?
音楽で、歌詞以外での吐き出し口を与えて頂いて、続けていけるか、かなり不安では御座いましたが、何とかやれてます…ね。

帰省

さて、Twitterには出していませんでしたが、少し実家に帰省していました。
約2年ぶりの宮古島。
バンドで飯を食うんだと飛び出して、14年の月日がたちました。
まあ、何度か帰ってはいたんですが
毎回落ち着か無いし、なんか心ここに在らずという感じで、居心地悪かったんですよね。
自分の中で何かを成し遂げた時、親孝行レベルの実績を出すまで(まあ、テレビ出るとか)帰っても意味は無いと思ってたし、覚悟足りないなぁ、早く東京戻りたいって後めたい気でいたんです。
だから今まで実家に帰って、ゆっくりするとか楽しかったって事が無かったんですよね。
まあ今回も全く自慢出来る、親が納得するような成果も無いまま帰省したんですが…(らせん。のCDは持って行きましたが)
雨男宜しく天気は曇り。
まあいつもの事だと、羽田に向かう途中、母へメール。
「15時くらいに着くよー」
に対して、母から
「ごめん、インフルエンザになった…」


…え?
⁉え?まじかよ!

2年ぶりの帰省で実家に帰れない。

おいおい、雨男レベルの話じゃないぞ。こりゃ。
人生で初。
帰省で母親が迎えに来ず、1人タクシーに乗りとりあえず実家へ。
何とか着いたはいいものの、同居の弟までインフルエンザ。
おいおい笑
うつるのは勘弁だ。
仕方なく、市内にホテルを予約。
まあゆっくりは出来たが、ホテル…って。
ツアーに出てる気分である。
まあ今回の目的はウチの祖父、祖母に会いに行く事。90歳を超え、ボケも始まり、体も大分弱まり車椅子生活で施設にいるので、元気付けに行くのが本来の目的だったのだから。

じじばば孝行はしてやろう

今回は親孝行は出来ないが、じじばば孝行はしてやろうと、施設へ。
まあ、ボケボケではあったが、元気と食欲はあるようで少し安心しました。
何より面白いのはばばの口の悪さである。
じじが飯を食べる時に、
「何故ぽろぽろこぼすのか?」
「行儀が悪い」など隣で口五月蝿いので
ワザと隣にいかないのである。
そして挙げ句の果てには、相部屋の部屋を別々に変更したのである。
「口うるさいじいさんは嫌いだ」と70年連れ添った旦那を一蹴。
また、隣で一生笑って歌を歌っている知らないばーちゃんに対して、「五月蝿いばーさん、やかましい」だの何のって。
周りをディスりまくりなのだ。
元気な時はじじか右を向けば右、左を向けば左と服従していた反動なのか。
かなり面白かった笑
さて、面会後はいよいよやる事がない…。
ホテルに戻り、うだうだしていたが
「いや、これはいかん。地元だから楽しめないのか、観光という観光から目を背けているだけじゃないか?」と不意に思い立ち、ホテルにあるパンフレットをかき集めた。
せっかく、1人の時間だ。
今までやらなかった事をやろう。
飯も今まで食べてなかった外食を食いまくってやろう。
調べまくった結果、今まで帰省からは感じれなかった「地元愛」「東京に帰りたくない」という気持ちに目覚める事になるとは、この時の僕は知る由も無かった…。

後半へ続く。




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