カメイディレクション

LIFE

いやいや怒涛の9月ライブラッシュでしたが
無事に終わりました。

皆様
おはこんばんにちは
らせん。上里洋志です。

いやいや怒涛の9月ライブラッシュでしたが
無事に終わりました。

やりきれたな…なんとか。

らせん。もハーフもスズメーズも
盛り沢山で、久々にライブ月間でしたが
やりきれたな…なんとか。

新潟〜徳島〜吉祥寺ラインで一度体調崩したが
寝込むほどではなかったし、問題なし。

しかし楽しかったな。
やはりライブは良い。
そして沢山良い出会いもあった。

なんかまだまだだなぁって思った。
ヘタに10年以上音楽活動をやってるから
色んなとこに諦めとか、プライドが顔出して

「もういいや、それは」って
変に胡座かいてた所あったな、実際。

対バンもそうだが、ライブハウスの方さえ自分より年下の方が増えたこの頃。

久々に年上の方と話をして
あーなんか求めてたの、僕がらせん。をやるのは
こういうとこに意味を持ちたかったんだと思った。

もっと、もっと貪欲であれと再認識したし
大事にしなきゃいけないとこいっぱいあったなって反省も再認識もした月間でした。

そんな時やはり竹原さんの歌が沁みる。

「積み上げてきたモノで勝負しても勝てねぇよ、積み上げてきたモノと勝負していかなきゃ勝てねぇよ」

「…はい。すいません」「本当、頑張ります」

そんな中、久々に大阪でのライブ後
1日オフ作って、大阪ぶらり旅しました。

食事制限の呪縛は一度とっぱらって
食べたり飲んだりの1日に。

とは言えそんなに一人でも時間潰せないんで
久々の大阪の知人に連絡。

その名はヒョンチュル。

彼はバンドマンで、ドラマー。対バンはした事ないけど、毎回大阪の際はライブに足を運んでくれて、打ち上げで楽しい空気を作ってくれる後輩。

僕がしばらくハーフとしてライブに来ていなかったのもあってか、かなり久々の再会。

久々にあったが相変わらずオモロイ奴で、梅田にある串カツ屋で、東京に帰るまでのバスまで楽しい時間を過ごした。

普段、打ち上げでわちゃわちゃ楽しい話ばかりしていたが、初めて彼と「人生」とか「今後」の話をした。

最近、ヒョンチュルはバンドを辞め、そしてドラム自体も辞めた。

すなわち音楽を辞めた。

自分の中で見切りをつけて、今は違う人生を歩み始めていた。

確かにバンドT、スニーカーを着ているイメージが強かった彼が、皮の肩掛けに、革靴、Gジャンを着て、オシャかましてた。

ふざけたけどなんか、顔つきも一回りもふた回りも成長していたように見えた。

あんなに毎日楽しそうに明るく振る舞っていたヒョンチュルの心の奥にもきっと、僕と同じように、皆んなと同じように何かを背負っていて

生きるために、進んでいく為に
自分の中の一つにケジメをつけた。

その姿はまだ多少の迷いは感じたけど
それでも進むことを決めた姿は

僕が知ってるヒョンチュルの中でも
また見たことのない新しく、逞しいヒョンチュルだった。

僕は、自分の人生である音楽を
挫折した事は多々あるが、まだ一度も無くした事は無い。

ハーフも、ギターを弾く事も、歌を歌う事も。

何か自分の人生でケジメをつけた奴の姿は

多少の淋しさや切なさを漂わせながらも
とてもふつふつとした強さを感じた。

帰り際にヒョンチュルは
ハーフのSCOREの歌詞に勇気づけられたと言ってくれた。

音楽を辞め、新しい道に進むヒョンチュルに
僕の歌が支えになってる事がすごく嬉しかったし、それが僕の支えにもなった。

これから彼と僕の間に共通する「音楽」が無くても、僕は大阪に行ったら、彼に電話するんだろう。

ヒョンチュルみてるか?
なんてな。

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